2010/05/29

「5-6 疎結合」(270枚)

完成品

各小ユニットを糊付けした上で、5枚組みの小ユニットを内側に凹ませる変則的な組み方をしたため、内側に棒や厚紙の支え無しで綺麗な球形を保てました。割と丈夫で持ち上げてもそうそう崩れません。写真のサイズが一定なので、縮尺比較のために携帯を横に置いてあります。1枚が7.5cm角の折り紙で完成品はボーリングの玉程度のサイズです。

組み途中0 部品一式

想定される小ユニットは予め糊付けしておきました。もう少しくっつけてしまう事も可能ですが、一度も最後まで組んだ事がない形状なので、念のため最後の結合用パーツ(右上の白)は糊付けしないでおきました。

組み途中1

5枚組みの小ユニットの周りに6枚組みの小ユニットを組んだところです。実際には5枚組み(ピンク)+結合用のパーツ5枚(黒)を糊付けした10枚の小ユニット。6枚組み(同系統色)+結合用のパーツ1枚(白)を糊付けした7枚の小ユニットです。

組み途中2

1の周りにさららに5枚組みの小ユニットをつけた状態。

組み途中3

2の周りにさらに6枚組みの小ユニットをつけた状態。ここまでで半球になります。これを二つ組み合わせて間をつなぎ合わせると球体になります。

組み途中3-2

3の半球を裏から見た状態。大概このような組み途中のパーツを、作業の必要上から色んな角度で見ていると新しい組み合わせの着想が得られたりします。

組み途中4

色違いの半球を二つ並べた状態。この二つを上記0の写真の中で余っている右上の白いパーツ×10で縫い合わせるように結合します。半球1個20分、縫い合わせるのに30分で計70分ぐらいでした。

作業難易度的には縫い合わせる方が難しいです。小ユニットを糊付けしていなかったら崩れていたと思います。全部糊付け無しでやる場合、半球単位で作るより1/4→2/4→3/4→4/4と下からじわじわ作る方が崩れ難いと思います。序盤は小ユニット単位で組んだ方が楽ですが、終盤はパーツ単位の方が細かい部分に集中し易いので楽です。

5-6枚組みといった単純な2種類の小ユニット単位での組み合わせはこのサイズが限度だと思います。薗部式のパーツだと小ユニットを7枚にはできないからです。また6-6疎結合は球形にならず平面で広がってしまいます。

ちょっと大きいの作ったので、今度は変則的な形をしばらく作りこみたい所です。

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